銀座・伊東屋システム手帳サロン内で開催された、趣味の文具箱編集部主催 小さくて機能的な最小サイズのシステム手帳「マイクロ5(以下、M5)」の魅力を語るトークショーのレポートです。
開催概要
開催日時
2017年11月13日(月)18:30~20:00
登壇者
- 文具ライター 小日向 京
- 「趣味の文具箱」編集部
- 清水茂樹(編集長)
- 井浦綾子(副編長)
清水編集長からご挨拶
M5リフィルはまだあるが、バインダーはなくなった。アシュフォード 頑張って。
- 昨年の自身のシステム手帳取材から、システム手帳バカの冠が着くようになった。
- 専門雑誌の役割は言葉を提供すること
- 趣味文も色々な造語を提案
- システム手帳Style VOL.2企画のM5会
- M5の話題だけでお酒飲めるかやったら、盛り上がり過ぎて、予定より1時間オーバーした。
システム手帳のM5って?清水編集長が解説。
- 決まった規格はなくて、メーカーによってリフィルの幅が少し違ったりする。リングのピッチは19mm。穴の大きさ、のども微妙に違う。リングの太さでめくりやすさが変わる。デザインフィルの新ブランド プロッターは、めくりやすい。
- 簡単に言うとA7 の横幅の狭い感じなので、A4をおっていけばリフィルが作れる。
- 1994年アシュフォードが名刺フォンを始めとするM5サイズを発売。1995年にM5サイズがブームとなり、各社に広まる。
- 名刺フォンのフォンって何だっけ向井さん?
- 急なフリでw、観客として観覧していたアシュフォード 向井氏が回答。テレフォンのフォンである。テレフォンカードも入れての提案を込めていた。
M5は、なぜよいのか?清水編集長が語る。
- 小さいのが良い。
- 警察手帳のイメージ。40年代の刑事ドラマを見て、黒革の手帳に憧れていた。
- そもそも革製品が好きである。
登壇者のそれぞれの使い方は?
- 小日向
- 学生時代に使ってた、三省堂書店のジェム辞典と似ている。ただづまいが可愛いく、ジェムみたいと思って、M5を使い始めた。
- M5は増殖中w
- M5にしてから、紙を切るようになった。M5には、マンスリーを挟んだり、気に入った書体を写真に撮って切り取って挟んだりしている。
- 井浦
- ブルーコードバンのM5
- 基本は名刺入れ
- カード入れを加工して名刺入れリフィルを作成。
- 名刺交換に続いて、メモ書きができるのが便利
- 基本は名刺入れ
- 趣味文とGANZOコラボM5
- お礼用カードを収納
- ミニ6リフィルをスリットに挟んでいる
- トラベラーズノートパスポートの巾着に収納
- ブルーコードバンのM5
- 清水
- ひたすらノートとして使っている
- バイブルをメインだが、M5をメイン一冊にまとめたい。
- 見開き1ヶ月入れてる
- 持ち歩くのは基本一冊。
- ジッパーのM5は、名刺を入れたりカードを入れたり。
M5に入れているリフィルの話
- 小日向
- アシュフォード 無地
- アシュフォード のカラーの緑と白
- ファイロファックスの黄色いリフィルは、30枚と100枚で色合いと書き味が異なる。
- その時の気分で書く色を変える。ルールはない
- 井浦
- プロジェクトで色分けしようとしたが、失敗。
- 紙はまだ切ってないが、スマイソソンの紙切り出して、リフィルを作ってみたい。
- グラフィーロのインクの再現性がよいので、リフィルにしてみたい。
リフィルの話が出たところで、今回の参加者向け趣味文謹製リフィルの説明がありました。オススメの色々な紙を切り出した特製のリフィルでした♪
終わりに
「システム手帳は手帳を超えて、収納やら観賞用やら用途が拡大している。その中でもM5のシステム手帳は、万年筆と同じような存在である」との清水編集長の言葉を持って、閉会となりました。
あっという間の90分でした。
また終了後 M5 11mmリング径の試作品をみせて頂くこともできました。
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