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GetNavi 文房具総選挙2019 前田裕二さん トークライブレポート

文房具
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2019.04.14(sun) G.Itoyaで開催されたGetNavi 文房具総選挙2019リアルイベント内で行われた「前田裕二流メモ術と、メモしたくなる文房具」トークショーのレポートです。

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前田裕二さんの最新文房具への反応は?

GetNavi
正田省二統括編集長
まずは、総選挙に出ている最新文房具をみて頂きたいんですが。

(前田裕二さんに文房具をみせる、正田編集長。)

GetNavi
正田省二統括編集長
書き出すページをすぐ開けるメモ帳なんですよ。

前田裕二さん
使う人への想像力が細やかですね。


前田裕二さん
ハードカバーなのがいいですね。

前田裕二さん
このサイズいいですね。思考を促されるっていうか。
GetNavi
正田省二統括編集長
この中で何が一番気になりましたか?
前田裕二さん
NOLTYノートが一番気になりました。

前田裕二さんと文房具

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GetNavi
正田省二統括編集長
文房具は以前から好きだったんですか?
前田裕二さん
はい。文房具は以前から好きで、伊東屋にもよく来ていました。
GetNavi
正田省二統括編集長
事前アンケートで、前田さんの文房具を見たいという意見がありました。
前田裕二さん
ペンはジェットストリームの4色のやつで、芯を入れ替えて、太さを変えています。赤は1.0になっていたり。マニアックですね(笑)。
前田裕二さん
この大きいサイズのノートは昨日から使い始めたんですが、けっこう進んでいますね。重要度でボールペンの色を変えます。思考の訓練で変えています。
前田裕二さん
予習のためのデイリーノートは、10年くらいフランクリンプランナーを使っています。見開きで使います。左は1日1ページ。横が空白なのがなかなかないんですよね。右側ページで予習します。ミーティングで喋る内容やアジェンダを書きます。
前田裕二さん
1番小さいのはロルバーンで、ポケットに入れています。会食中に大きいのは出せないですよね。マニアックすぎて。
前田裕二さん
ノートは質感にこだわっています。ソフトは嫌で、ハードカバーにこだわります。ハードカバーだと背筋が伸びて、綺麗に書ける。線を書きやすい。
GetNavi
正田省二統括編集長
メモの使い方について教えてください。
前田裕二さん
基本、見開きで使います。ファクト→抽象化→転用と3つに分けて書きます。最初は一緒くたに書いていましたが、混在しないように分けて書くようになりました。
GetNavi
正田省二統括編集長
抽象化は同時にやるのでしょうか?
前田裕二さん
慣れるまで、ずっと右側は空いています。右側が空いているのは大切です。
前田裕二さん
高いノートを使うと、余白があるともったいないから振り返る。だからモレスキンを買っている。見返すクセがつくのが大事です。
前田裕二さん
スナックで書いたメモがあるんですが、スナックにはビジネスのヒントがあるんです。インターネットビジネスと似ています。ママが潰れると、客が手伝う。スナックとYoutubeは同じ。客がコンテンツを出す側になるんです。ママがやってくれないからとお客がカウンターに入ってやり始めると、スナックのファンになる。
ユーザが自分ごとになっていく。ユーザーは抜けなくなる。

前田裕二さんがメモ魔になった理由とメモに関わる話

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前田裕二さん
小学校の時は明るくなかったんですけど、先生の言うことをずっとメモしていました。あとでシールを貼ったりして整理していたら、先生が「すごいね!」といって、学校中に見せて回ってくれました。なじませようとして半分はやってくれていたのかな。
前田裕二さん
日常って通り過ぎちゃうと思います。へーで終わってしまうことが多いと思います。消火器でも3つ抽象化することができるはず。赤字に白抜き、注意喚起があるという抽象化がある。赤の先のアラームの色は黄色。こんな感じで町中を歩いていると爆発そうになる。でもメモに書き出すから、爆発しないで済みます。ニュース見ながら、へーで終わるのではなく、自分自身の課題に照らし合わせた課題と気づきを転用できているかが重要です。
GetNavi
正田省二統括編集長
社員の中にも、抽象化できるできない人と分かれるのでは?
前田裕二さん
回数の問題と、横にメンターがいるとできるようになります。いまだと、ネットで #メモの魔力 ハッシュタグでリプライがきます。リアルな場だと、メモ魔会などがあります。エゴサーチして時々見て、反応しています。自分にはメンターがいなかったですけど、まずは教えてもらうのが大事です。
前田裕二さん
メモを使ってアイデアを創出する以外に自分のコアを発見する行為は、大学時代の就職活動からはじめました。自分を見つめ直す作業は、日々やっています。
前田裕二さん
自己分析しても見つからない場合もあります。
その場合はいろんな人の価値観に触れることが必要。絶対的な原体験ですね。
前田裕二さん
世の中に出て行く方のパターンは2パターンあって、達成したいことから目標を立ててトップダウン。あとはただ楽しいからというもの。後者は堀江(貴文)さんタイプ。
原体験をもとに熱量をあげて頑張るの対し、楽しいからそれでいいんだという方でもよいと思います。
前田裕二さん
昭和と平成の漫画の違いに、この前きづいたんですが…。ドラゴンボールは、主役が強くなるときって、努力があるじゃないですか。セルを倒したいとか。ワンピースは、中間が集まってきて強くなる。自分は昭和スタイルだが、堀江スタイルも取り入れてハイブリッドで成長を目指しています。仕事ばかりしている人間より、遊んでいる人が目立ちますよね。とはいえ、堀江さんは遊びばかりですが、箕輪さん(編集者)はゲラチェックしているし、僕は取締役会ばかりしています。

QAコーナー

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観客
抽象化が正しいか心配です。

前田裕二さん
ハッシュタグをつけてSNSに投稿すれば、添削してくれる方たちがいます。

観客
前田さんにとっての文房具とは?ものとの向き合い方が知りたいです。

前田裕二さん
自分が好きなものを見つけることが重要です。小さいメモは利用頻度が高いので重要。物体として好きか。ロルバーンの小ささと金表紙、紺色のバンドが良いですね。幼少時になくなった母親の好きだった色が紺色でした。しっくりきてないと思ったらチャンス。

前田裕二さん
社会人の最初の頃の先輩に“文房具への投資が重要。3000円のノート買ったら重要なことを書かなればと思うでしょう。”と言われました。高いノートは、自分の本気が出ます。

前田裕二さん
僕はアナログにこだわります。デジタルのノートを何度も試しましたが、定着しませんでした。紙のノートが一番です。歩いているとにはスマホにメモすることもありますが、できれば紙にメモ。紙に書いたメモは、写真を撮ってEvernoteアップします。

前田裕二さん
紙の方が即時性があります。デジタルは、バッテリー切れがストレスになります。また、アナログノートは自分にスイッチを入れてくれます。スマホは持っているだけで、メモしようとは思わないでしょう。メモ以外の様々な機能が付いているので。

トークを聴講しての感想

動く前田さんをはじめて拝見しましたが、とても穏やかな話し方をされる方でした。
日常のへーをその場で終わらせないこと、高いノートを使う(ジブンのストックは十分ある)の2点を真似していきたいと思います。


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