2015年06月06日(Sat) Apple Store 表参道 『旅するように生きる、モバイルボヘミアン』 本田直之&四角大輔トークライブ
1年の6割をハワイ、4割を日本、残りをその他の国で過ごす(著書『ノマドライフ』より)、本田直之さん。
ニュージーランド湖畔に住み、半自給自足の生活を送る四角大輔さん。
この2人によるトークライブを聴講してきた。
(生・本田さんを見るのは、2011年05月23日のオアゾ丸善 リーディング3.0トークライブ以来(今年丸善を退職された書店員さんと、3ショット写真を撮って頂いた♪)。
モバイルボヘミアン対談
“ノマド”は、はじめは遊牧民みたいなライフスタイルを表していたのに、いまではワークスタイルの言葉、もとい、カフェで仕事をする人達を指す言葉になってしまった。そのため、数年前にノマド本を出す際は、『ノマドライフ』と、語尾にライフをつけた。今は”モバイルボヘミアン”を提唱している。
ひと昔のデジタルデバイス(Palmとかザウルスとか・・・)は、どちらかというと効率化のためのツールだった。現在のiPhone&Macは、ライフスタイル及びクリエイティブの質を上げてくれるツール!
インターネットの発展に加え、現在のこれらのデバイスを使いこなせれば、場所に制約を受けずにさまざまな場所へ移動しながら、 “仕事” ができるようになった。
お二人にとって、“仕事”と“遊び”の区別はない。
(本田さんの著書『ノマドライフ』に詳しいことは記載されているが、)かなりの期間をかけて、ハワイへの移住を実現。
ハワイへの移住と時を同じくして、iPhone3Gが登場。このツールがあれば、今後大丈夫だろうと確信したとのこと。
現在なら、もっと短い時間で準備が可能なのではとも、仰られていた。
お二人とも準備には時間をかけたので、会場の方々は焦らずに、ジブンが今どのフェーズにいるのか常に意識してくださいとのこと。
会場の参加者からの質疑応答
Q. モビリティを上げるためにやっていることはあるか?
A. モノに固執するとフットワーク・思考が鈍るため、モノを減らしている。
これまた以前のトークイベントで聞いた本田さんから聞いた、”リデュース、リセット、リビルド”という言葉が脳裏に浮かんだ。四角さんは、登山に持っていく荷物をグラム単位で取捨選択するとのこと。
Q. 四角さんのニュージーランド湖畔の自宅、電気はどうしているのか?
A. 電気はきている(頻繁に停電)。湖畔なので水道なし←驚愕。細い電話回線で、ネットはきてる。
ニュージーランドのさまざまな湖畔を調査して、ネットがつながる場所を選んだ。
会場はキャンセル待ちになるほどの超満員(300人規模)であった。
あの場にいた300人のうち、果たしてどのくらいが本田さん&四角さんの側へ行けるだろうか…。